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(構成)

第九条 評議員会は、全ての評議員をもって構成する。

(権限)

第一〇条 評議員会は、次の事項について決議する。

(1) 理事及び監事<並びに会計監査人>の選任又は解任 (2) 理事及び監事の報酬等の額

(3) 理事及び監事並びに評議員に対する報酬等の支給の基準 (4) 計算書類(貸借対照表及び収支計算書)及び財産目録の承認 (5) 定款の変更

(6) 残余財産の処分 (7) 基本財産の処分

(8) 社会福祉充実計画の承認

(9) その他評議員会で決議するものとして法令又はこの定款で定められた事項

(備考)

会計監査人を置いていない場合、<>内は不要。

(2)については、本定款例のように報酬等の額を定款で定めない場合には、評議員会において決定する必要がある(法 第 45 条の 16 第 4 項において準用する一般法人法第 89 条、法第 45 条の 18 第 3 項において準用する一般法人法第 105 条第 1項)。

(開催)

第一一条 評議員会は、定時評議員会として毎年度○月に 1 回開催するほか、 (○月及び)必要が

ある場合に開催する。

(備考)

定時評議員会は、年に1回、毎会計年度の終了後一定の時期に招集しなければならない(法第45条の9第1項)

ので、開催時期を定めておくことが望ましい。なお、「毎年度○月」については、4月~6月までの範囲となる。開催 月を指定しない場合は「毎年度○月」を「毎会計年度終了後3ヶ月以内」とすることも差し支えない。他方、臨時評 議員会は、必要がある場合には、いつでも、招集することができる。(法第 45条の 9 第 2項)。

(招集)

第一二条 評議員会は、法令に別段の定めがある場合を除き、理事会の決議に基づき理事長が招集 する。

2 評議員は、理事長に対し、評議員会の目的である事項及び招集の理由を示して、評議員会の招 集を請求することができる。

(決議)

第一三条 評議員会の決議は、 決議について特別の利害関係を有する評議員を除く評議員の過半数 が出席し、その過半数をもって行う。

2 前項の規定にかかわらず、次の決議は、決議について特別の利害関係を有する評議員を除く評 議員の<例:3 分の 2 以上>に当たる多数をもって行わなければならない。

(1) 監事の解任 (2) 定款の変更

(3) その他法令で定められた事項

3 理事又は監事を選任する議案を決議するに際しては、 各候補者ごとに第 1 項の決議を行わなけ ればならない。理事又は監事の候補者の合計数が第 15 条に定める定数を上回る場合には、過半 数の賛成を得た候補者の中から得票数の多い順に定数の枠に達するまでの者を選任することと する。

4 第1項及び第2項の規定にかかわらず、評議員(当該事項について議決に加わることができる ものに限る。)の全員が書面又は電磁的記録により同意の意思表示をしたときは、評議員会の決 議があったものとみなす。

(備考)

第一項については、法第 45条の 9第 6項に基づき、過半数に代えて、これを上回る割合を定款で定めることも可能 である。(例:理事の解任等)

第二項については、法第 45条の 9第 7項に基づき、3分の 2以上に代えて、これを上回る割合を定めることも可能 である。

(議事録)

第一四条 評議員会の議事については、法令で定めるところにより、議事録を作成する。

2 出席した評議員及び理事は、前項の議事録に記名押印する。

(備考一)

記名押印ではなく署名とすることも可能。

(備考二)

第二項にかかわらず、議長及び会議に出席した評議員のうちから選出された議事録署名人二名がこれに署名し、又 は記名押印することとしても差し支えないこと。

第四章 役員及び

<会計監査人並びに>

職員

(役員<及び会計監査人>の定数)

第一五条 この法人には、次の役員を置く。

(1)理事 〇〇名以上○○名以内

(2)監事 〇〇名以内

2 理事のうち一名を理事長とする。

3 理事長以外の理事のうち、○名を業務執行理事とする。

<4 この法人に会計監査人を置く。>

(備考)

(1)理事は 6名以上、監事は 2名以上とすること。

(2)理事及び監事の定数は確定数とすることも可能。

(3)業務執行理事については、「理事長以外の理事のうち、○名を業務執行理事とすることができる。」と定めるこ とも可能。

(4)会計監査人を置いていない場合、<>内は不要。

(5)社会福祉法の名称とは異なる通称名や略称を定款に使用する場合(例えば、理事長を「会長」と表記するよう な場合)には、「法律上の名称」と定款で使用する名称がどのような関係にあるのかを、定款上、明確にする必要が あること。

<例>理事長、業務執行理事の役職名を、会長、常務理事とする場合の例 2 理事のうち 1名を、会長、○名を常務理事とする。

3 前項の会長をもって社会福祉法の理事長とし、常務理事をもって同法第 45条の 16 第 2項第 2号の業務執行理 事とする。

(役員<及び会計監査人>の選任)

第一六条 理事及び監事<並びに会計監査人>は、評議員会の決議によって選任する。

2 理事長及び業務執行理事は、理事会の決議によって理事の中から選定する。

(備考)

会計監査人を置いていない場合、<>内は不要。

(理事の職務及び権限)

第一七条 理事は、理事会を構成し、法令及びこの定款で定めるところにより、職務を執行する。

2 理事長は、法令及びこの定款で定めるところにより、この法人を代表し、その業務を執行し、

業務執行理事は、<例:理事会において別に定めるところにより、この法人の業務を分担執行す る。>

3 理事長及び業務執行理事は、3 箇月に 1 回以上、自己の職務の執行の状況を理事会に報告しな ければならない。

(備考)

理事長及び業務執行理事の自己の職務の執行の状況を理事会に報告する頻度については、定款で、毎会計年度に 4 月を超える間隔で 2回以上とすることも可能である(法第 45条の 16第 3項)。

<例>

3 理事長及び業務執行理事は、毎会計年度に4箇月を超える間隔で2回以上、自己の職務の執行の状況を理事会 に報告しなければならない。

(監事の職務及び権限)

第一八条 監事は、 理事の職務の執行を監査し、 法令で定めるところにより、 監査報告を作成する。

2 監事は、いつでも、理事及び職員に対して事業の報告を求め、この法人の業務及び財産の状況 の調査をすることができる。

(備考)

会計監査人を置く場合は、次の条を追加すること。

(会計監査人の職務及び権限)

第○条 会計監査人は、法令で定めるところにより、この法人の計算書類(貸借対照表、資金収支計算書及び事業活 動計算書)並びにこれらの附属明細書及び財産目録を監査し、会計監査報告を作成する。

2 会計監査人は、いつでも、次に掲げるものの閲覧及び謄写をし、又は理事及び職員に対し、会計に関する報告を 求めることができる。

(1) 会計帳簿又はこれに関する資料が書面をもって作成されているときは、当該書面

(2) 会計帳簿又はこれに関する資料が電磁的記録をもって作成されているときは、当該電磁的記録に記録された事 項を法令で定める方法により表示したもの

(役員<及び会計監査人>の任期)

第一九条 理事又は監事の任期は、 選任後二年以内に終了する会計年度のうち最終のものに関する 定時評議員会の終結の時までとし、再任を妨げない。

2 理事又は監事は、第一五条に定める定数に足りなくなるときは、任期の満了又は辞任により退 任した後も、 新たに選任された者が就任するまで、 なお理事又は監事としての権利義務を有する。

<3 会計監査人の任期は、 選任後一年以内に終了する会計年度のうち最終のものに関する定時評 議員会の終結の時までとする。ただし、その定時評議員会において別段の決議がされなかったと きは、再任されたものとみなす。>

(備考一)

会計監査人を置いていない場合、<>内は不要。

(備考二)

理事の任期は、定款によって短縮することもできる(法第 45条)。

法第 45条に基づき、補欠理事又は監事の任期を退任した理事又は監事の任期満了時までとする場合には、第 1項の 次に次の一項を加えること。

2 補欠として選任された理事又は監事の任期は、前任者の任期の満了する時までとすることができる。

(役員<及び会計監査人>の解任)

第二〇条 理事又は監事が、次のいずれかに該当するときは、評議員会の決議によって解任するこ

とができる。

(1) 職務上の義務に違反し、又は職務を怠ったとき。

(2) 心身の故障のため、職務の執行に支障があり、又はこれに堪えないとき。

<2 会計監査人が、次のいずれかに該当するときは、評議員会の決議によって解任することがで きる。

(1) 職務上の義務に違反し、又は職務を怠ったとき。

(2) 会計監査人としてふさわしくない非行があったとき。

(3) 心身の故障のため、職務の執行に支障があり、又はこれに堪えないとき。

3 監事は、会計監査人が、前項各号のいずれかに該当するときは、 (監事全員の同意により、 )会 計監査人を解任することができる。この場合、監事は、解任した旨及び解任の理由を、解任後最 初に招集される評議員会に報告するものとする。>

(備考)

会計監査人を置いていない場合、<>内は不要。

(役員<及び会計監査人>の報酬等)

第二一条 理事及び監事に対して、<例:評議員会において別に定める総額の範囲内で、評議員会 において別に定める報酬等の支給の基準に従って算定した額を>報酬等として支給することが できる。

<2 会計監査人に対する報酬等は、監事の過半数の同意を得て、理事会において定める。>

(備考一)

会計監査人を置いていない場合、<>内は不要。

(備考二)

第1項のとおり、理事及び監事の報酬等の額について定款に定めないときは、評議員会の決議によって定める必要が ある。

(備考三)

費用弁償分については報酬等に含まれない。

(職員)

第二二条 この法人に、職員を置く。

2 この法人の設置経営する施設の長他の重要な職員(以下「施設長等」という。 )は、理事会に おいて、選任及び解任する。

3 施設長等以外の職員は、理事長が任免する。

(備考一)

運営協議会(地域や利用者の意見を法人運営に反映させるべく、地域の代表者や利用者又は利用者の家族の代表者 等を構成員として社会福祉法人が任意で設置するもの)を設ける場合には、定款に次の章を加えること。

第〇章 運営協議会

(運営協議会の設置)

第〇条 この法人に、運営協議会を置く。

(運営協議会の委員の定数)

第○条 運営協議会の委員は○名とする。

(運営協議会の委員の選任)

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